ローカルDBが使えるPaaS、dokkur.comの使い方

by sixl

サマリ

私の主なWebアプリ開発スタイルは、ローカルでデータベースとアプリを作成して、それをクラウドサービスにデプロイするものです。しかし、有名どころのサービス(HerokuやGoogle Cloud Platformなど)は、クラウド上のデータベース利用が必須だったので、ローカルのDBをデプロイできるPaaSを探していました。そして最近、dokkur.comにたどり着きました。

たまたまGoogle検索でヒット

dokkur.comは私のニーズ(SQLiteが使える&容量制限が無い&安い)に合っていたのですが、日本語での解説記事が無かったので、備忘録としてこの記事を残します。基本的に0から10まで使い方を書くのではなく、つまづきポイントを書いていきます。尚、この記事は私の環境macOS Sierraでの話になります。Windowsは対象外。

dokkur.comとは?

GAE、AWS、OpenShift、Herokuなどと同様のPaaSです。ロシアの会社。他のPaaSと比べて価格が安い印象です(実際に利用して確認中)。

価格

すごくざっくりですが、最小のサーバが0.99$/月。また、1GB/0.05$/月がこのdokkur.comの最大のメリットだと思っています。私のアプリは結構容量を使うので重要です。支払いに関しては、現在運用して確認中。事前にPaypalでデポジットしておこうと思ったのですが、上手くいかないがちょっと不安です・・・(ロシアだから・・?)

参考:https://dokkur.com/pricing

本当にこんなに安いのかしら・・・

アカウント設定・環境構築

まず、アカウント設定ですが、あまりつまづくところはなかったです。ここ進めていくと、アカウントがとれます。なお、この記事ではGitHubアカウントは使用しません

続いて環境構築ですが、ここが第一の難関です。まずDokkur toolbeltという独自管理ツールは使い物になりません、HerokuやGAEなども管理ツールありますが、そのノリで使おうと思ったら全然使えませんでした。具体的にはインストーラがおかしい、ログインに使えるメールアドレスには制限がある、SSLの自動設定がうまくいかない等です。

さて、環境構築はどのアプリケーション環境でも一緒です、ここでは実際に使ったPHPを例にします。Introductionにもある通り、以下手順です。

  1. Dokkur account.
  2. SSH keys added to your account.
  3. PHP installed locally
  4. Composer installed locally.

特にひっかかりやすいのが、上記ハイライトしたSSH Keyの追加です。説明ではDokkur toolbelt推奨とありますが罠です。ここにある通り手動で追加しましょう。その他はとくに問題なかったです。

静的ページ(html)のデプロイ

静的なページを作りたい方はこちらです。PHPの前にテストするため、まずは私はhtmlをデプロイしました。参考にしたのはここ。

  1. ルートフォルダに .env という名前のテキストファイルを作成して、以下を記載
  2. export BUILDPACK_URL=https://github.com/florianheinemann/buildpack-nginx.git
  3. カラの .static というテキストファイルを作成
  4. デプロイ

PHPアプリのデプロイ

PHPは色々調べました。。結論を書くと、Dashboard --> setting --> Environment variablesに次の値をセットします

BUILDPACK_URL
https://github.com/heroku/heroku-buildpack-php

これで動きます

公式ドキュメントには書いてない

懸念点

Paypalで支払できないことです。もしかしたら私だけかもしれません。。。Yandexというロシアの支払いシステムも試してみましたが、課金できませんでした。まだinvoices(請求書)には何も記載なく、支払う必要ないかもしれませんが、実際支払えるのか不安です。まだ一ヶ月立ってないため請求書がきてないのかもしれません。更新あればまた追記します。

支払えない・・・