気胸日記③ 病院へ(胸部外科受診)

by Scuttle

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概要

この日記は、筆者が2016年に肺気胸(特発性自然気胸)を患った際の治療記録です。

それまで大した病気を経験してこなかった私にとって、最悪命を落とすこともあり得る病気にかかったことはショックな出来事でした。一方で、当時は仕事による高ストレス状態であったため、「病気という名目のもと仕事が休める!」という不謹慎極まりないことを考えていました。そんな状況の中での治療記録となります。

また、初めての入院・手術で戸惑うことが多かったため、同じような境遇の方の参考になればと思います。

※「気胸」という言葉を初めて聞いた、という方は以下サイトをご覧ください。
自然気胸の基礎知識|東京慈恵会医科大学附属柏病院

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2016/10/11 胸部外科受診

内科の診察が終わり、CTを撮って胸部外科の先生に診てもらえたのは午後3時。病院に来て約5時間近く経過…

胸部外科の先生いわく、
「僕は内科の先生の判断よりも、少し深刻に捉えている。肺の萎み具合を見ると、手術に踏み切るちょうど境目くらいの状態。またCTの結果、気胸の原因と考えられるブラ/ブレブ(何らかの理由で肺の表面にできる薄い風船のような袋)が複数ある。通常このブラに穴が開いて空気が漏れることが多い。女性の場合、生理などが原因で気胸になることもあるが、今回はおそらくこのブラが原因の自然気胸と思われる。
 安静にしていれば自然に穴が塞がることもあるが、そうならならずに悪化することもある(そうなると気胸になった肺から空気を取り込めなくなり、呼吸が苦しくなる。さらに、もう片方の肺に負荷がかかり、両肺が気胸になったら命に関わる。)
 また、自然治癒した場合は再発率が高く、繰り返すこともある。なので、まずは2~3日入院して経過を見るのがいいと思う。これ以上悪くなったり、再発の可能性を下げるのであれば、"手術" が最良の手段。」

この胸部外科の先生はとても説明が上手く、内容も納得いくものであったので、すぐに信頼することができた。迷うことなく先生のリコメンドに乗ることにし、この日から入院生活が始まった。

一度帰宅し、入院の準備や家族・会社への連絡を済ませて病院に戻った。看護師さんに連れられ病室へ。明らかに説明不足だったため、最初は右も左も分からなかったが、看護師さんたちも忙しそうなので、自分で回りを観察したり歩きまわったりして何とか雰囲気を掴んでいった。
(後日、別の病室で入院マニュアルなるものを発見。最初に見たかった…)

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